認知症にやさしい社会を目指すNPO法人ハート・リング運動(代表理事:今村 聡、堀 憲郎、齋藤 訓子、小阪 憲司は、世界アルツハイマーデーに合わせて、2018924日(月・休)にハート・リングフォーラム2018in仙台「口から考える認知症」を仙台市内で開催。高齢者を中心に約400名の方が集まりました。家庭用・歯科用超音波スケーラー

 

武田 篤氏(独立行政法人 国立病院機構 仙台西多賀病院院長)は、「知っておくべき認知症の最新知見。予防は?生活習慣病との関係は?」と題し、認知症を発症しやすくするリスク因子として、中年期の肥満・高血圧、喫煙、糖尿病などを提示した上で、認知症から脳を守る効果が期待できる、日常の取り組みなどについて最新の事例を交えて解説しました。エアーコンプレッサー

 

飯島 勝矢氏(東京大学 高齢社会総合研究機構教授)は、包括的なフレイル予防の第一歩としてオーラルフレイル対策の重要性を強調。また健康長寿に至るために「栄養」「身体運動」「社会参加」の3本の柱を国民全体に広げる事が必要と語りました。

 

さらに小関 健由氏(東北大学大学院 歯学研究科口腔保健発育学講座予防歯科学分野教授)は、認知症と口腔機能管理・口腔ケアの関係について、そして“元気に食べる”ことの重要性について、歯科医の立場から解説しました。

 

認知症介護体験談「私が実践するポジティブ介護 口の働きこそが命も希望もつなぐ」では、早田 雅美(NPO法人ハート・リング運動専務理事)が、認知症介護に関するエピソードを語りました。

 

今回のフォーラムでは、「世界アルツハイマーデー」に合わせて、最新の医学をもってしても根本治療ができない認知症に対してどのように向き合うべきなのか、「食べる」「話す」といった「口」が持つ機能と認知症の関わりなどをテーマに、各界の有識者や介護経験者による多様な視点から、超高齢社会、認知症時代を改めて見つめ直す機会となりました。

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